みなさんこんにちはryo-ryoです。
愛車のカスタムの1つとしてホイール交換がありますが、
ホイールは車種ごとに適合サイズがあるため、車種に合ったホイールサイズを選ぶ必要があります。
ヤフオクで購入したホイールが実は適合しなかったらめちゃめちゃショックですよね。
今回は、ホイールサイズ表記の見方とホイールのインチアップについてお伝えしてきます。
ホイールサイズの見方
ホイールサイズ表示
ホイールサイズは、リム径・リム幅・フランジ形状・ボルト穴数・P.C.D・インセットで
表示されます。
リム径
ホイールの直径サイズを指します。(インチサイズで表記)
リム幅
ホイールがタイヤに対してはめ込む部分のサイズを指します。(インチサイズ表記)
フランジ形状
ホイールがタイヤにはまる部分を指し、形状を記号で表しています。
形状はJ・JJが主流でJJがJに比べ0.5mmほどフランジの高さが高くなり、張り出しも若干強くなる傾向にあります。
ボルト穴数
一般的には、4穴と5穴が主流で、一部6穴タイプもあります。
P.C.D
ホイールの各ボルト穴の中心点を結んだ際の円の直径を指します。(表示形式mm)
国産車の場合、コンパクトカーが100㎜/クラウンなどボディが大きいタイプには114.3㎜/
SUVには139.7㎜が採用されている。
輸入車の場合、アウディ メルセデスベンツ VW は112㎜ BMWは120㎜
ポルシェは130㎜と各メーカーによってP.C.Dが異なっているため注意が必要です。
■P.C.Dを変更する方法
例えば欲しいホイールがあったけど、P.C.Dが合わないと諦めかけているあなた!!
P.C.Dのサイズ変更して、サイズを適合させることが出来るんです!!
今回は2つの方法を紹介します。
①P.C.D変換スペーサーを使う
スペーサーを使うことで、ホイール適合サイズに合わせることが可能です。
しかし、本来の取り付け方と異なるため足回りに影響が出たり、
締め付け力が足らなかった場合、ホイール脱落に繋がってしまう恐れがありますので、
不安な場合は、ショップにお願いすることをおススメします。
②ハブを交換
適合するP.C.Dサイズのハブを移植して使うことで適合させる方法です。
専用工具などが必要になってきますので、チューニングショップへ依頼することをおススメします。
インセット
リム幅の中心から、ホイールの取り付け面の距離を指します。(表示形式mm)
値の表示形式はマイナスの値からゼロ値・プラス値の表示形式となっています。
※プラス値(インセット)・ゼロ値(ゼロセット)・マイナス値(アウトセット)と表記することもあります。
プラス値の場合は、取り付け面が浅いホイールタイプになり、
マイナス値の場合、取り付け面が深くなるディープリムホイールとなっております。
インチアップについて
インチアップとは、タイヤの外径を変えずにホイールのリム径を大きくすることを指します。
特徴としては、見た目だけではなく走行性能にも効果があります。
またインチアップする際に、タイヤの外径についても知っておかなければなりません。
以下のサイトでは、タイヤ幅、扁平率・リム径を入力することでタイヤの外径が計算できます。
https://www.tiresize.net/rim/rim.htm
インチアップのメリット
ドレスアップになる
ホイールの外径が大きくなると、見栄えも良くなりますよね。
ドレスアップカスタムとしてインチアップする方は多い印象です。
またインチアップサイズによって、ホイールの選択肢も増えるのでホイール選びもより楽しくなりますね!!
運動性能の向上
インチアップをおこなうと、タイヤのたわみが少なくなることから、
ハンドル操作のレスポンスが良くなる傾向にあります。
ハンドルがブレにくいので、安定性が向上します。
グリップ性能の向上
インチアップをおこなうことにより、タイヤの地面に接する面積が大きくなり、カーブ時や制動時の抵抗が増えます。
グリップ性能を向上させることが可能になります。
インチアップのデメリット
乗り心地の悪化
タイヤのたわみが薄くなることで、段差や衝撃を影響をよりダイレクトに受けやすくなり、乗り心地が悪化します。
走行音が大きくなる
カーブ時やブレーキ時にインチアップをおこなっていると、音を拾いやすくなります。
特にカーブ時など、タイヤが鳴くことが多くなりますね。
静音性を求める場合には、デメリットになります。
ハンドルが重くなる
タイヤとの接する面積が大きいため、ハンドルを切る際に重く感じることがあります。
特に街中を走行する際には顕著に表れます。
ホイール選びの注意点
ここまでホイールサイズとインチアップについてご紹介してきましたが、基本的にはボルト穴とP.C.Dが適合していれば、装着は可能です。
しかし、インセットやリム幅が純正規格と大きく異なる場合は、注意が必要です。
具体的な事例を紹介します。
ボディへの干渉
リム幅やインセットが大きく変わることで、ボディに干渉してしまう恐れがあります。
特に、ハンドルを切った際にフェンダーにあたってしまう事例が多く発生しています。
その場合、フェンダー加工で対策をとる必要があります。
ハミタイ
ハミタイとは、フェンダーからタイヤがはみ出すことを指します。
車検に通らない可能性があるため、ハミタイしないようなサイズを選ぶ必要があります。
まとめ
今回は、ホイールサイズとインチアップについてご紹介しました。
ホイール交換は、種類も豊富で最初のドレスアップにも最適です。
しかし、適合するかどうかが重要でご自身の車に合わせたホイール選びをしていく必要があります。
この記事で、参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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